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区画
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くかく
ふりがな文庫
“
区画
(
くかく
)” の例文
旧字:
區畫
気密扉というのは艇内が小さな
区画
(
くかく
)
に分かれていて、その
境
(
さかい
)
のところに、下りるようになっている扉だ。それを下ろすと空気は通わない。
三十年後の世界
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
過去の面影と現在の苦痛不安とが、はっきりと
区画
(
くかく
)
を立てておりながら、しかもそれがすれすれにすりよった。銃が重い、背嚢が重い、脚が重い。
一兵卒
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
新興城下町の安土は、まだ一年ともならないのに、
区画
(
くかく
)
整然と、その三分の一は出来て、もう繁昌を極めていた。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひところなどは、牛小屋のどの
区画
(
くかく
)
の中にも、牛が一
頭
(
とう
)
ずついましたし、いまはからっぽになっている
牡牛
(
おうし
)
小屋にも、りっぱな牡牛がたくさんいたものでした。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
かわいいハトが身をちぢめて、カバンのべつの
区画
(
くかく
)
に、おとなしくじっとしていました。
怪人二十面相
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
▼ もっと見る
きちんと
区画
(
くかく
)
した墓地に、
墓標
(
ぼひょう
)
だけがならんでいる新らしい兵隊墓。人びとの暮しはそこへ石の墓を作って、せめてものなぐさめとする力も今はなくなっていることを、墓地は語っていた。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
『旦那は山の手ぢやあ、
区画
(
くかく
)
整理にはお
係
(
かか
)
り合ひ無しですね。』
赤い杭
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
どんどん柱が立ったところで、それを横につらねて、
堅固
(
けんご
)
な壁が出来ます。そうして一
区画
(
くかく
)
ずつ出来上ると、こんどは
排水
(
はいすい
)
作業をやります。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“区画”の意味
《名詞》
区画(くかく 「区劃」の「同音の漢字による書きかえ」)
仕切ること。そのしきり。境界。
(出典:Wiktionary)
“区画”の解説
各国の行政区分については「行政区画」を参照。
区画
(出典:Wikipedia)
区
常用漢字
小3
部首:⼖
4画
画
常用漢字
小2
部首:⽥
8画
“区画”で始まる語句
区画整理