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効
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ききめ
ふりがな文庫
“
効
(
ききめ
)” の例文
旧字:
效
そこで方棟はあらゆる薬を用いて癒そうとしたが
効
(
ききめ
)
がないので、悩み悶えた後にひどく自分の行いを後悔するようになった。
瞳人語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
理窟よりも実物教育の判り易いこの人達だけに、案外
効
(
ききめ
)
があるかも知れない。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
姉小路少将は、持っていた
中啓
(
ちゅうけい
)
で受け止めたけれども、それは何の
効
(
ききめ
)
もない、
横鬢
(
よこびん
)
を一太刀なぐられて血は満面に
迸
(
ほとばし
)
る。二の太刀は胸を横に、充分にやられた。それでも豪気の少将は屈しなかった。
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“効”の意味
《名詞》
(かい) その行為に値するだけのしるし。また、それだけの値打ちや効果。せん。甲斐とも書く。
(コウ) ききめ。しるし。効能。
(出典:Wiktionary)
効
常用漢字
小5
部首:⼒
8画
“効”を含む語句
効果
効力
効験
効能
効々
生効
成効
効性
無効
年効
有効
効目
即効紙
効無
馴染効
効驗
効能書
成効者
頼効
奏効
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