トップ
>
効力
>
きゝめ
ふりがな文庫
“
効力
(
きゝめ
)” の例文
旧字:
效力
その成斎の弟子に、
度々
(
たび/\
)
色街へ出掛けて、女狂ひに憂身を
窶
(
やつ
)
してゐる男があつた。いろ/\と両親が異見をしてみても、一向
効力
(
きゝめ
)
が無いので
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
母様の涙は少し
鹹
(
しほ
)
つぽいが、忠朝の墓の水は
冷
(
ひや
)
つこい。どちらも妙に酒飲みの
阿父
(
おとつ
)
さんには
効力
(
きゝめ
)
があるといふ事だ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
成済は案外
叱言
(
こごと
)
の
効力
(
きゝめ
)
が早かつたのと、自分の達者な腕つ節に満足したらしく、声を
揚
(
あ
)
げて笑つた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“効力”の意味
《名詞》
効 力(こうりょく)
物事が作用して生じる、効き目や力。
法律やとりきめなどがもつ有効性。
(出典:Wiktionary)
“効力(
効能
)”の解説
効能(こうのう)は、ある物質の作用によって得られる効果のことである。医薬品のように服用や塗布によってその効果を得るもの、温泉のように入浴や飲泉によって効果を得る場合などがある。医薬品の効き目は効力(こうりょくen: efficacy)または有効性(ゆうこうせい、en: effectiveness)とも言う。
(出典:Wikipedia)
効
常用漢字
小5
部首:⼒
8画
力
常用漢字
小1
部首:⼒
2画
“効”で始まる語句
効
効目
効験
効果
効能
効々
効性
効無
効驗
効能書