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加留多
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かるた
ふりがな文庫
“
加留多
(
かるた
)” の例文
何を笑いはしゃいで争ッているのかと見ますと、これは近ごろ
流行
(
はや
)
ッている読み
加留多
(
かるた
)
のうんすんであります。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その畳んだ
蛇
(
じゃ
)
の
目
(
め
)
の先に赤い
漆
(
うるし
)
で
加留多
(
かるた
)
と書いてあるのが敬太郎の眼に留った。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
今も、大部屋の真ん中では、壺か
加留多
(
かるた
)
か、半瓦の留守をよいことにして、賭け事にかたまっている連中の
額
(
ひたい
)
から、その殺気がもうもうと立ち昇っている。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
梯子段を踏む前に、ちらと、奥に見えた女達の
群
(
むれ
)
は、一人の僧と、町人
態
(
てい
)
の男を交え、行儀わるく輪になって坐りながら、この頃
流行
(
はや
)
りの
加留多
(
かるた
)
を散らして遊んでいた。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
加
常用漢字
小4
部首:⼒
5画
留
常用漢字
小5
部首:⽥
10画
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
“加”で始まる語句
加
加之
加減
加茂
加賀
加担
加奈陀
加持
加持祈祷
加勢