トップ
>
前触
>
まへぶれ
ふりがな文庫
“
前触
(
まへぶれ
)” の例文
旧字:
前觸
斯ういふ
阿爺
(
おやぢ
)
が——まあ、鋼鉄のやうに強いとも言ひたい阿爺が、病気の
前触
(
まへぶれ
)
も無くて、突然死去したと言つてよこしたとは。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
来春
出梓
(
しゆつし
)
すべきものは未だ之を言ふに由なけれど、其
前触
(
まへぶれ
)
によりて之を見れば、従来の劇塲内部に於ける制度に甘従したる作なること、大方預察するに苦しからず。
劇詩の前途如何
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
疑問の
前触
(
まへぶれ
)
は早くも掲げられたれど、お糸は未だ心付かず。
心の鬼
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
「見たい! 五人の女優が出るのよ。
前触
(
まへぶれ
)
が大変なの。」
女流作家
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
触
常用漢字
中学
部首:⾓
13画
“前”で始まる語句
前
前後
前途
前方
前垂
前刻
前様
前栽
前屈
前掛