“利通”の読み方と例文
読み方割合
としみち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岩下佐治右衛門いわしたさじうえもん重野孝之丞しげのこうのじょう(後に安繹あんえき)、そのほかに黒幕見たような役目をびて来たのが大久保市蔵おおくぼいちぞう(後に利通としみち)、その三人が出て来たところ
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
この形勢を、ハツキリと認識してゐたのは、大久保利通としみちである。明治二年四月、岩倉具視ともみ宛の書簡に
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
黒田が八月久春古丹くしゅんこたんから大久保利通としみちに出した書簡は『北海道史』(第三巻)にある。九月には函泊はこどまり遠淵とおふちの首長と会ったりしているから、帰京は十月中のことだろう。
黒田清隆の方針 (新字新仮名) / 服部之総(著)