“刎越(はねこ)” の例文
(不器用千万なる身ぶりにて不状(ぶざま)に踊りながら、白拍子のむくろを引跨(ひんまた)ぎ、飛越え、刎越(はねこ)え、踊る)おもえばこの鐘うらめしやと、竜頭(りゅうず)に手を掛け飛ぶぞと見えしが、引(ひっ)かついでぞ
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
拝打(おがみうち)、輪切(わぎり)、袈裟掛(けさがけ)、はて、我ながら、気が冴(さ)え、手が冴え、白刃(しらは)とともに、抜けつ潜(くぐ)りつ、刎越(はねこ)え、飛び交い、八面に渡って、薙立(なぎた)て薙立て、切伏せると、ばさばさと倒れるごとに
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)