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切磋
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せっさ
ふりがな文庫
“
切磋
(
せっさ
)” の例文
今ここに会社を立てて義塾を
創
(
はじ
)
め、同志諸子、相ともに講究
切磋
(
せっさ
)
し、もって洋学に従事するや、事、もと
私
(
わたくし
)
にあらず、広くこれを世に
公
(
おおやけ
)
にし
慶応義塾の記
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
その他高杉に与うるの書、久坂に与うるの書の如き、互に
切磋
(
せっさ
)
、
砥厲
(
しれい
)
、感激、知己の意を寓するもの、一にして足らず。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
当時の沢庵は、未来の
鋒鋩
(
ほうぼう
)
を蔵しつつ、まだ泉州堺
大安寺
(
だいあんじ
)
の文西西堂について、学徳の
切磋
(
せっさ
)
に
孜々
(
しし
)
たる頃であった。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それでもなお、講誦を止めず
切磋
(
せっさ
)
を
怠
(
おこた
)
らず、孔子と弟子達とは
倦
(
う
)
まずに国々への旅を続けた。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
桂川
甫周
(
ほしゅう
)
、杉田
鷧斎
(
いさい
)
等起り、専精してもって和蘭の学に志し、相ともに
切磋
(
せっさ
)
し、おのおの得るところありといえども、洋学
草昧
(
そうまい
)
の世なれば、
書籍
(
しょじゃく
)
はなはだ
乏
(
とぼ
)
しく、かつ、これを学ぶに師友なければ
慶応義塾の記
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
“切磋”の意味
《名詞》
切磋(せっさ)
石や玉、骨などを切ったり磨いたりすること。
知徳や学問などに勉励すること。
(出典:Wiktionary)
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
磋
漢検1級
部首:⽯
15画
“切磋”で始まる語句
切磋琢磨