“草昧”の読み方と例文
読み方割合
そうまい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“Oh, le bon temps, que ce siècle de fer!”(おお、この草昧そうまいの時代の、楽しかりしころよ!)
人類がまだ草昧そうまいの時代を脱しなかったころ、がんじょうな岩山の洞窟どうくつの中に住まっていたとすれば、たいていの地震や暴風でも平気であったろうし
天災と国防 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
野蛮草昧そうまいの世の中なれば、教えの趣意もその時代の風俗人情に従い、天下の人心を維持せんがためには、知りてことさらに束縛するの権道なかるべからず。
学問のすすめ (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)