“鷧斎”の読み方と例文
旧字:鷧齋
読み方割合
いさい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旧幕府の末年に神田孝平氏が府下本郷通を散歩の折節おりふしたまたま聖堂裏の露店にと古びたる写本のあるを認め、手に取りて見ればまぎれもなき蘭学事始にして、かも鷧斎いさい先生の親筆に係り
蘭学事始再版序 (新字旧仮名) / 福沢諭吉(著)
かも鷧斎いさい先生の親筆に係り門人大槻磐水おおつきばんすい先生に贈りたるものなり。
蘭学事始再版之序 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
桂川甫周ほしゅう、杉田鷧斎いさい等起り、専精してもって和蘭の学に志し、相ともに切磋せっさし、おのおの得るところありといえども、洋学草昧そうまいの世なれば、書籍しょじゃくはなはだとぼしく、かつ、これを学ぶに師友なければ
慶応義塾の記 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)