“切磋”の読み方と例文
読み方割合
せっさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今ここに会社を立てて義塾をはじめ、同志諸子、相ともに講究切磋せっさし、もって洋学に従事するや、事、もとわたくしにあらず、広くこれを世におおやけにし
慶応義塾の記 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
その他高杉に与うるの書、久坂に与うるの書の如き、互に切磋せっさ砥厲しれい、感激、知己の意を寓するもの、一にして足らず。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
当時の沢庵は、未来の鋒鋩ほうぼうを蔵しつつ、まだ泉州堺大安寺だいあんじの文西西堂について、学徳の切磋せっさ孜々ししたる頃であった。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)