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切嵌
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きりは
ふりがな文庫
“
切嵌
(
きりは
)” の例文
マリヤの笄は代々孫兵衛の家につたえられ、仏間と見せかけて実は
祈祷
(
きとう
)
の部屋である柱の
切嵌
(
きりは
)
めに埋めて、七家のものの信仰の
像
(
かたち
)
とあがめておりました。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そうして轟く胸を押し
鎮
(
しず
)
めながら廊下伝いに土間に持ち出して音を立てぬように塵を払うて参りまして、この
電燈
(
あかり
)
の下に
毛氈
(
もうせん
)
を敷いて、その
切嵌
(
きりは
)
めの処から御像の首を抜いて見ますと
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
源氏ぶすまの
切嵌
(
きりは
)
めの障子が、
蒟蒻
(
こんにゃく
)
色にほの白くなっていた。
梅颸の杖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
嵌
漢検1級
部首:⼭
12画
“切”で始まる語句
切
切支丹
切尖
切先
切羽
切々
切符
切歯
切迫
切通