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出雲路
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いずもじ
ふりがな文庫
“
出雲路
(
いずもじ
)” の例文
覚明房長西は法然が亡くなってから
出雲路
(
いずもじ
)
の住心房にとどこおり、諸行皆本願であるというような意見になって撰択集に背いてしまった。
法然行伝
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
元々、佐々木道誉なる者は、
元弘
(
げんこう
)
の年、みかどが六波羅の獄から隠岐へ流され給うた日の
出雲路
(
いずもじ
)
まで、その御警固にあたっていた人物だ。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
奥州名取郡
(
おうしゅうなとりのこおり
)
笠島
(
かさじま
)
の
道祖
(
さえ
)
は、都の
加茂河原
(
かもがわら
)
の西、一条の北の
辺
(
ほとり
)
に住ませられる、
出雲路
(
いずもじ
)
の
道祖
(
さえ
)
の
御娘
(
おんむすめ
)
じゃ。
俊寛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
当時
(
とうじ
)
筑紫路
(
つくしじ
)
から
出雲路
(
いずもじ
)
にかけて
御巡遊中
(
ごじゅんゆうちゅう
)
の
小碓命様
(
おうすのみことさま
)
なのでございました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「かねて、近江ノ入道は、やさしい武士と聞いていたが……。そして、
出雲路
(
いずもじ
)
でも、みかどへたいして、情けあるお見送りをして給うたことも、ほのかに、うけたまわっていた。かたじけない」
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“出雲路”の解説
『出雲路』(いずもじ)は、船川利夫が1960年10月に作曲した3楽章からなる組曲である。
(出典:Wikipedia)
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“出雲”で始まる語句
出雲
出雲国
出雲守
出雲崎
出雲建
出雲屋
出雲町
出雲焼
出雲宿禰
出雲娘子