かぶ)” の例文
シャパロンてふ頭巾ずきんは十四世紀に始めて英国で用いられ、貴族男子や武士がかぶったが、十六世紀よりは中年の貴婦人が専ら用いた。
義残後覚ぎざんこうかく』七、太郎次てふ大力の男が鬼面をかぶり、鳥羽の作り道で行客を脅かし追剥おいはぎするを、松重岩之丞があらわす条、『石田軍記』三
またつばさある草履と、魔法袋と冥界王ハデースのかぶとを得、これをかぶると自分全体が他人に見えなくなる。
これを以てアマゾン河辺のある土人は、水に入る時椰子殻やしがらに細孔を開けて男根にかぶせる。
皆人の熟知する通り。行商人、炎天に赤帽の荷をにない歩みつかれて猴多き樹下に止まり、荷箱を開いて赤帽一つ取り出しかぶって眠るを見た猴ども、樹より降りて一々赤帽を冒り樹に登る。