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内分
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ないぶん
ふりがな文庫
“
内分
(
ないぶん
)” の例文
殊
(
こと
)
には
年末
(
くれ
)
の事でございますから、これから
頭
(
かしら
)
の宅へ内々参ってだん/″\歎願をいたしまして、
極
(
ごく
)
内分
(
ないぶん
)
の沙汰にして病死のつもりにいたしました。
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
訴訟に
認
(
したゝ
)
め月番の町奉行大岡越前守御役所へ訴へ出たりけり是により
諏訪
(
すは
)
町の家主長屋の者どもも
内分
(
ないぶん
)
に
濟
(
すま
)
せることもならねば一同相談を爲すにお菊が
常々
(
つね/″\
)
の孝心
勿々
(
なか/\
)
母を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
だが、どうかこの事
丈
(
だけ
)
は日本の人道主義者に
内分
(
ないぶん
)
にして欲しい、さもないと私が困るから。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
治「へえ……私も決して好みは致しません、何うかソノ
内分
(
ないぶん
)
のお
計
(
はから
)
いが出来ますれば願いたいもので」
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
内分
(
ないぶん
)
で済ませて
遣
(
つか
)
わすにより、此の事は決して口外致すなと仰しゃれば、船宿の亭主も自分の命にかゝわる事ですから口外する
気遣
(
きづか
)
いはありません、それから貴方はお
邸
(
やしき
)
へお帰りになって
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“内分”の意味
《名詞》
公にしないこと。内聞。
線分上に点をとり、その線分を二つの部分に分けること。
(出典:Wiktionary)
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“内分”で始まる語句
内分泌腺