“ないぶん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
内聞54.5%
内分45.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
重臣から武者だまりへ、それから下部の軽士たちへ——やがて洩れて来た内聞ないぶんによると
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「この話は何れ沙汰のあるまで内聞ないぶんにして置いてくれ給え」
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
だが、どうかこの事だけは日本の人道主義者に内分ないぶんにして欲しい、さもないと私が困るから。
治「へえ……私も決して好みは致しません、何うかソノ内分ないぶんのおはからいが出来ますれば願いたいもので」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)