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内儀様
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かみさん
ふりがな文庫
“
内儀様
(
かみさん
)” の例文
旧字:
内儀樣
何だなア、定さん、男の癖におい/\泣くのは止しねえ、お
内儀様
(
かみさん
)
は女でこそあれ、あゝいう御気象だから、涙一滴
澪
(
こぼ
)
さぬで我慢を
闇夜の梅
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
粂「ヘエ……えゝ、お
内儀様
(
かみさん
)
お嬢様が飛んだ事にお成りあそばしまして、
嘸
(
さぞ
)
御愁傷でござりましょう」
闇夜の梅
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
飛んだにも
何
(
なん
)
にも
魂消
(
たまげ
)
てしまってね、お
内儀様
(
かみさん
)
はハア年い取ってるだから愚痴イいうだ、花車は内に奉公をした者で、殊に角力になる時前の旦那様の御丹精もあるとねえ
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
其の金を二十五両ぐらい取ったろう、こう吐すんだ、
私
(
わっし
)
は腹が立って堪らねえから、
余程
(
よっぽど
)
殴りつけてやろうとは思ったけれども、お
前
(
めえ
)
さん何うもね、お
内儀様
(
かみさん
)
が御愁傷の中だから
闇夜の梅
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
旦那は
私
(
わし
)
が手引をして殺させました、其の
申訳
(
もうしわけ
)
の為に私は坊主になって旦那の追善供養を致しますといえば、お
内儀様
(
かみさん
)
に
命乞
(
いのちごい
)
をして命だけは助けて遣るから、一角が殺したと云ってしまえよ
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
此奴
(
こいつ
)
何
(
ど
)
うも、お
内儀様
(
かみさん
)
此間
(
こねえだ
)
お寺へ
墓参
(
はかめえ
)
りに
行
(
ゆ
)
く
振
(
ふり
)
いして麹屋へ行って証文ぶって来たてえ、此の阿魔こりゃア
打
(
ぶ
)
てねえ、えゝ
内儀様
(
かみさま
)
、義理も人情も、あゝこれエ本当に何うも打てねえ阿魔だ
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
儀
常用漢字
中学
部首:⼈
15画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“内儀”で始まる語句
内儀
内儀樣
内儀姿
内儀風