“其鍵”の読み方と例文
読み方割合
そのかぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
開かんとせられしに錠前ぢやうまへおろし有ければかぎはあるやと問るゝにお政はハツと心付其鍵そのかぎをつと文右衞門が所持致し候又入牢じゆらう仕つり候と申ければ大岡殿町役人へむかはれ此町内に錠前屋ぢやうまへやあるべし早々是へ呼出よびいだせと申されしかば家主いへぬし佐兵衞は畏まり奉つると直樣すぐさま馳出はせいだし町内の錠前屋吉五郎と云者のかど
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)