“八州”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はっしゅう50.0%
はつしう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田舎でがらにもない皇学をかじったり、また、それを、流行はやりものの、勤王運動とやらの実行に移そうとして、八州はっしゅうぎつけられ、それで、ご当家の、平岡円四郎殿へ、縁故をもってすがって
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
四一野伏等のぶしらはここかしこにさいをかまへ、火を放ちてたからを奪ふ。四二八州はつしうすべて安き所もなく、浅ましき世のつひえなりけり。