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さきがた
ふりがな文庫
“
先方
(
さきがた
)” の例文
いま
先方
(
さきがた
)
門野を呼んで
括
(
くく
)
り枕を取り寄せて、
午寐
(
ひるね
)
を
貪
(
むさ
)
ぼった時は、あまりに
溌溂
(
はつらつ
)
たる宇宙の刺激に堪えなくなった頭を、出来るならば、
蒼
(
あお
)
い色の付いた、深い水の中に沈めたい位に思った。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
いま
先方
(
さきがた
)
門
(
かど
)
野を
呼
(
よ
)
んで
括
(
くゝ
)
り
枕
(
まくら
)
を
取
(
と
)
り
寄
(
よ
)
せて、
午寐
(
ひるね
)
を
貪
(
むさ
)
ぼつた時は、あまりに溌溂たる宇宙の刺激に堪えなくなつた
頭
(
あたま
)
を、
出来
(
でき
)
るならば、
蒼
(
あを
)
い
色
(
いろ
)
の
付
(
つ
)
いた、
深
(
ふか
)
い
水
(
みづ
)
の
中
(
なか
)
に
沈
(
しづ
)
めたい位に思つた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“先方”の意味
《名詞》
先方(せんぽう)
相手の方向。また、その人。
先の方向。
(出典:Wiktionary)
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“先方”で始まる語句
先方様
先方衆
先方持
先方樣
先方組