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先口
ふりがな文庫
“先口”の読み方と例文
読み方
割合
せんくち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんくち
(逆引き)
先口
(
せんくち
)
だから、もう少しこっちを
贔屓
(
ひいき
)
にしたら好かろうと思うくらいであった。——これで見ると人間の虚栄心はどこまでも抜けないものだ。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「何れでもお好きなのを差上げますよ。一番の
先口
(
せんくち
)
さんですから、択り取り見取りでございますわ」
好人物
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
彼女は
先口
(
せんくち
)
の紳士を無視して、さも慣れ慣れしい口を利いた。そして、その紳士にあっさり
詫言
(
わびごと
)
を残したまま、柾木に何かと話しかけながら、彼の車に乗ってしまったのである。
虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
先口(せんくち)の例文をもっと
(7作品)
見る
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
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