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兆
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しる
ふりがな文庫
“
兆
(
しる
)” の例文
「朝目よく」うるはしい
兆
(
しる
)
しを見た昨日は、郎女にとつて、知らぬ経験を、後から後から展いて行つた。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
その辺りの白雲がゆらぎ出すと、いつも峰の肩に、夜明けの光がほの白むのが近い
兆
(
しる
)
しである。——小次郎は、肚をきめて、盗賊たちが出た裏門から、紫陽花の壺へ、駈けこんで行った。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「月の笠じゃ。お山荒れの
兆
(
しる
)
しじゃぞな。」
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
“兆”の解説
兆(ちょう)は漢字文化圏における数の単位の一つ。兆がいくつを示すかは時代や地域により異なる。現在、日本・台湾・韓国・香港では 10
12
= 1000000000000 を示す。
(出典:Wikipedia)
兆
常用漢字
小4
部首:⼉
6画
“兆”を含む語句
前兆
凶兆
兆候
吉兆
凡兆
瑞兆
兆殿司
中江兆民
京兆尹
祝京兆
巣兆
衰兆
京兆
乱兆
亡兆
明兆
兆民居士
敗兆
生不怕京兆尹
奇兆
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