トップ
>
僭
ふりがな文庫
“僭”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せん
77.8%
おか
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せん
(逆引き)
皇帝の位を
僭
(
せん
)
していた
袁術
(
えんじゅつ
)
が、兄の
袁紹
(
えんしょう
)
と合体して、伝国の玉璽を河北へ持ちゆかんとしているのを、半途にて討たんがためである。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
音楽の名を
僭
(
せん
)
してる
茨
(
いばら
)
や枯れ葉の中に、少数の音楽家らの素朴なしかも精練された芸術を、彼はオリヴィエに助けられて見出した。
ジャン・クリストフ:09 第七巻 家の中
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
僭(せん)の例文をもっと
(7作品)
見る
おか
(逆引き)
僭
(
おか
)
し奉る憎ッくき逆賊、その肉を
啖
(
くら
)
わんと欲するものは、天下に溢るるほどある。いちいちそんな大勢の名があげられようか
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「この玄徳は、大漢の
宗親
(
そうしん
)
。笑うべし、汝何者ぞ。みだりに天子の儀を
僭
(
おか
)
す
曲者
(
くせもの
)
。きょうこそ大逆を
懲
(
こ
)
らしめん」
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
僭(おか)の例文をもっと
(2作品)
見る
僭
漢検1級
部首:⼈
14画
“僭”を含む語句
僭上
僭越
僭称
僭号
僭有
僭上傲慢
僭上沙汰
僭上者
僭位
僭冒
僭王
僭立
僭評
僭越千万
堕落僭上
奢侈僭上
“僭”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
ロマン・ロラン
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
和辻哲郎
与謝野晶子
吉川英治