サカサ)” の例文
水死や焼死や縊首や自刃やの屍体は、一般の墓地に葬ることを許さず、屍体を棺にも入れず菰にも包まず、そのままで橋の袂か道の辻に、多くはサカサにして埋めるのが習いとなっていた。
屍体と民俗 (新字新仮名) / 中山太郎(著)