ます/\)” の例文
ます/\御壮健奉敬賀候。然者しかれば無申訳御無音戦栗せんりつ之至奉存候。御引移おんひきうつり並御召出の御祝儀参上可仕候処、公私※忙そうばう甚以はなはだもつて御疎濶罷過まかりすぎ不本懐ふほんくわい奉存候。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「追日向暑、ます/\起居御安和可被成御座奉恭賀候。京都総而そうじて静謐、僕等本月八日入京仕候。途中雨すくなにて、僅一両日微雨に逢候而已のみ、只入京之日半日雨降申候。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)