“分倍河原”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶばいがわら80.0%
ぶばいかわら20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その騎兵主義もはや威力はなく、弓隊を持たないので、みすみす敵をして、難なく分倍河原ぶばいがわらの陣地も彼の蹂躪じゅうりんにまかせてしまった。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
分倍河原ぶばいがわらはむかし軍配河原といって、何十何万の兵士が火花を散らして合戦をしたそのあとだ、陣街道の首塚と胴塚、それに三千人というのは
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
此辺を分倍河原ぶばいかわらと云って、新田義貞大に鎌倉かまくら北条勢ほうじょうぜいを破った古戦場である。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)