“湯河原”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆがわら90.0%
ゆがはら10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは一つの大きい謎であった。司令部内で知っていたのは、司令官の別府べっぷ大将と、その信頼すべき副官の湯河原ゆがわら中佐とだけであった。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
安藤は手のつけようがないから、ともかくもと湯河原ゆがわらへつれだした。そうして自分もいっしょにひと月もおってなぐさめた。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
「ちと君に頼みたい事があつてね、——実は二三日保養かたがた修善寺しゆぜんじ湯河原ゆがはらへ小説を書きにきたいんだが、……」
塵労 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)