“湯河”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆかわ50.0%
ゆがわ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お味方の熊野の湯河ゆかわ荘司しょうじが寝返ったので、南朝方はいちばい混乱を大きくし、天皇についていた四条隆資たかすけ、三条中納言、とうノ中将且忠かつただ、参議ノ実勝さねまさなど、みな途々
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
東京T・M株式会社員法学士湯河ゆがわ勝太郎が、十二月も押し詰まったる日の夕暮の五時頃に、金杉橋の電車通りを新橋の方へぶらぶら散歩している時であった。
途上 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)