“安倍能成”の読み方と例文
読み方割合
あべよししげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岩波いわなみさんの所へ行った時に、丁度安倍能成あべよししげさんが見えていたが、この絵を見せたら、「うん、これは寺田さんの生涯の傑作だ。大事にし給え」
南画を描く話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
ここでは岡倉天心おかくらてんしんの茶の本とか唐詩選、安倍能成あべよししげと云う方のカントの宗教哲学と云ったぜいたくな書物まで乱読しました。
文学的自叙伝 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
安倍能成あべよししげ君が「京城けいじょうより」の中で「人柱ひとばしら」ということが西洋にもあったかどうかという疑問を出したことがあった。
柿の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)