“総而”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すべて50.0%
そうじて50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当人格別病身と申に者無之候得共、平生船中は勿論総而すべて動揺致候事強候節嘔吐致、甚に至候而者嘔吐之上泄瀉せつしや致候持病御坐候。左候得者乗船仕候得者持病差起候者必然之儀と奉存候。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「追日向暑、ます/\起居御安和可被成御座奉恭賀候。京都総而そうじて静謐、僕等本月八日入京仕候。途中雨すくなにて、僅一両日微雨に逢候而已のみ、只入京之日半日雨降申候。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)