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修理
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をさ
ここに天つ神
諸の
命以ちて
一、
伊耶那岐の命
伊耶那美の命の二柱の神に
詔りたまひて、この漂へる國を
修理め固め成せと、
天の
沼矛を賜ひて、
言依さしたまひき
二。
御寢ませる時に、御夢に
覺してのりたまはく、「我が宮を、
天皇の
御舍のごと
修理めたまはば、御子かならずま
言とはむ」とかく覺したまふ時に、
太卜に
占へて
六
ここを以ちて大殿
破れ
壞れて、悉に雨漏れども、かつて
修理めたまはず、
楲一〇をもちてその漏る雨を受けて、漏らざる處に遷り
避りましき。後に
國中を見たまへば、國に烟滿ちたり。