“楲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いび50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
午後は田圃たんぼ伝いに船橋ふなばしの方に出かける。門を出ると、墓地で蛇を見た。田圃の小川のいびの下では、子供がふなって居る。十丁そこら往って見かえると、吾家も香爐こうろいえ程に小さくかすんで居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
ここを以ちて大殿こぼれて、悉に雨漏れども、かつて修理をさめたまはず、一〇をもちてその漏る雨を受けて、漏らざる處に遷りりましき。後に國中くぬちを見たまへば、國に烟滿ちたり。