余市よいち)” の例文
茶志内から私は小樽、ついで余市よいちと一泊したのだが、書くための紙数がのこっていない。小樽も余市もけっして進歩的な性格の土地ではなく、それにはそれの長い歴史が伴っている。
しきりに登つて見たくなつた。車中知人O君の札幌農科大學に歸るに會つた。夏期休暇に朝鮮漫遊して、今其歸途である。余市よいちに來て、日本海の片影を見た。余市は北海道林檎の名産地。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
しきりに登って見たくなった。車中知人O君の札幌さっぽろ農科大学に帰るに会った。夏期休暇に朝鮮漫遊して、今其帰途である。余市よいちに来て、日本海の片影へんえいを見た。余市は北海道林檎りんごの名産地。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
後志しりべし国余市郡余市よいち町内にもこの種の洞窟にまつわる伝説が伝えられている。