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何方様
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どなたさま
ふりがな文庫
“
何方様
(
どなたさま
)” の例文
旧字:
何方樣
母「
何方様
(
どなたさま
)
でございますか、さっぱり見えませんが、どうか御勘弁を願います、不届至極な奴でございます、サアこれへ来い/\」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「やい!
何方様
(
どなたさま
)
もよくおいで遊ばされやがったね、へへへへへへ、何御用でございますか、仰せ聞けられまし、へへへへへ。」
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
私
(
わたくし
)
看病に参つてをります者でございますが、
何方様
(
どなたさま
)
でゐらつしやいますか存じませんが、この
一両日
(
いちりようにち
)
病人は熱の気味で始終
昏々
(
うとうと
)
いたして、時々
譫語
(
うはごと
)
のやうな事を申して、泣いたり
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
「
何方様
(
どなたさま
)
でいらっしゃいますか?」
脱線息子
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
庄「此方へお通り下さい……初めまして手前小野庄左衞門と申す武骨者、えー
何方様
(
どなたさま
)
でございますか」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
「もし/\、
何方様
(
どなたさま
)
?」
嫁取婿取
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
母「はい、
何方様
(
どなたさま
)
でございますか有難うぞんじます、俄盲目で感が悪うございまして難渋致します」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
久「
何方様
(
どなたさま
)
で、藤野屋様で、是は誠に有難いことで、
成
(
なる
)
たけお
直段
(
ねだん
)
を宜く頂戴致しますから、外へお払いにならず、
私
(
わたくし
)
が頂戴致しとうございます、えゝ樽はお幾つございます」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
主「はい
何方様
(
どなたさま
)
で、いや、これは/\旦那様、よくお達者でおいでなさいました」
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
友「お頼み申します/\/\
何方様
(
どなたさま
)
も入っしゃいませんか、御免を
蒙
(
こうむ
)
ります」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
やま「おや
何方様
(
どなたさま
)
も……」
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
山「はい、
何方様
(
どなたさま
)
で」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
新「
何方様
(
どなたさま
)
でげすえ」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
安「
何方様
(
どなたさま
)
から」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“何方”で始まる語句
何方
何方付
何方側
何方樣
何方迄