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何所
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いづく
ふりがな文庫
“
何所
(
いづく
)” の例文
何所
(
いづく
)
より何の用事で見えられた、と
衣服
(
みなり
)
の粗末なるに
既
(
はや
)
侮り軽しめた言葉遣ひ、十兵衞さらに気にもとめず、
野生
(
わたくし
)
は大工の十兵衞と申すもの
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
人と人との間、邦と邦との間に
猜疑
(
さいぎ
)
騙瞞
(
へんまん
)
若し
今日
(
こんにち
)
の如くにして終るとせば、宗教の目的
何所
(
いづく
)
にかあらむ。
「平和」発行之辞
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
吸付
(
すひつけ
)
差出しながらモシ重さん
此程
(
このほど
)
は
不※
(
ふと
)
した御縁で御心安く成ましたところ明日は
妾
(
わたく
)
しも
宿
(
やど
)
へ
戻
(
もど
)
りますが御前さんは是から
何邊
(
いづれ
)
へ御
越
(
こし
)
成
(
なさ
)
れますと云ば重四郎笑ひながら
然
(
され
)
ば
何所
(
いづく
)
の誰や我を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“何所”で始まる語句
何所為
何所迄
何所爲
何所其所