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低頭
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うつむ
ふりがな文庫
“
低頭
(
うつむ
)” の例文
千代
(
ちい
)
ちやん
彼
(
あれ
)
は
何
(
なん
)
だ
学校
(
がくかう
)
の
御朋友
(
おともだち
)
か
随分
(
ずゐぶん
)
乱暴
(
らんばう
)
な
連中
(
れんぢう
)
だなアとあきれて
見送
(
みおく
)
る
良之助
(
りやうのすけ
)
より
低頭
(
うつむ
)
くお
千代
(
ちよ
)
は
赧然
(
はなじろ
)
めり
闇桜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
若い娘の
低頭
(
うつむ
)
き勝に歩を運んでゐるのを見たばかりではなく、思ふさま泣いて泣いて泣腫らした眼と、いくらか腫れぼつたくなつてゐる眼頭と、乱れ勝になつてゐる髪とを見たであらう。
百合子
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
剛造は
低頭
(
うつむ
)
ける
我女
(
わがこ
)
の美くしき横顔チラと見やりて、片膝
起
(
た
)
てつ
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
田中は
低頭
(
うつむ
)
いて顔をしかめると思ったら、涙がはらはらとその
頬
(
ほお
)
を伝った。
蒲団
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
芳子は
低頭
(
うつむ
)
いてきいていた。
蒲団
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
“低頭”の意味
《名詞》
頭を下げること。
頭を下げて礼をすること。
(出典:Wiktionary)
低
常用漢字
小4
部首:⼈
7画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“低頭”で始まる語句
低頭勝
低頭平身
低頭屈身