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伝誦
ふりがな文庫
“伝誦”の読み方と例文
読み方
割合
でんしょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でんしょう
(逆引き)
幽
(
かす
)
かながら幾つかの奇抜なものが残っており、ことにアヤゴという多くの語りものが、女性の
伝誦
(
でんしょう
)
に保存せられていて、今もまだ採訪を可能にしている。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
『古事記』は
天武
(
てんむ
)
天皇が
稗田阿礼
(
ひえだのあれ
)
に
伝誦
(
でんしょう
)
させられたのを
太安万侶
(
おおのやすまろ
)
が書いたものであります。
古代国語の音韻に就いて
(新字新仮名)
/
橋本進吉
(著)
神聖観に護られて、固定のままあるいは
拗曲
(
ようきょく
)
したままに、伝った語句もある。だがたいていは、呪詞
諷唱
(
ふうしょう
)
者・叙事詩
伝誦
(
でんしょう
)
者らの常識が、そうした語句の周囲や文法を変化させて
辻褄
(
つじつま
)
を合せている。
水の女
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
伝誦(でんしょう)の例文をもっと
(3作品)
見る
“伝誦”の意味
《名詞》
物語や歌などを言い伝えること。
(出典:Wiktionary)
伝
常用漢字
小4
部首:⼈
6画
誦
漢検1級
部首:⾔
14画
“伝”で始まる語句
伝
伝播
伝手
伝馬
伝言
伝馬町
伝染
伝説
伝法
伝馬船
“伝誦”のふりがなが多い著者
橋本進吉
柳田国男
折口信夫