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伊賀守
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いがのかみ
ふりがな文庫
“
伊賀守
(
いがのかみ
)” の例文
武鑑で大名は
壱岐守
(
いきのかみ
)
、
伊賀守
(
いがのかみ
)
、
周防守
(
すおうのかみ
)
であったものが、ここではすべて
正二位
(
しょうにい
)
から
従五位
(
じゅごい
)
にいたる廷臣としての序列でならんでいる。
武鑑譜
(新字新仮名)
/
服部之総
(著)
「菊坂を挟んで小役人、
御家人
(
ごけにん
)
の屋敷が二三百あって、西には松平
右京亮
(
うきょうのすけ
)
様、南には松平
伊賀守
(
いがのかみ
)
様のお下屋敷があります」
銭形平次捕物控:140 五つの命
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
荒木又右衛門保和、時に三十七、
来
(
らい
)
伊賀守
(
いがのかみ
)
金道
(
きんみち
)
、
厚重
(
あつがさね
)
の一刀、
※元
(
はばきもと
)
で一寸長さ二尺七寸という強刀、斬られても撲られても、助かりっこのない代物である。
鍵屋の辻
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
「……拙者のいう通りやってごらんなさい。いまここへ安藤
伊賀守
(
いがのかみ
)
どのの軍勢が攻めて行くでしょう」
蒲生鶴千代
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
大久保
相模守
(
さがみのかみ
)
は板倉
伊賀守
(
いがのかみ
)
と
床几
(
しょうぎ
)
を並べて、
切支丹
(
きりしたん
)
の宗徒の
手入
(
ていれ
)
を検視していた。
切支丹転び
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
▼ もっと見る
伊賀守
(
いがのかみ
)
としての武田耕雲斎を主将に、水戸家の
元町奉行
(
もとまちぶぎょう
)
田丸稲右衛門を副将に、軍学に精通することにかけては他藩までその名を知られた
元小姓頭取
(
もとこしょうとうどり
)
の
山国兵部
(
やまぐにひょうぶ
)
を参謀にする水戸浪士の群れは
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
伊
漢検準1級
部首:⼈
6画
賀
常用漢字
小4
部首:⾙
12画
守
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
“伊賀守”で始まる語句
伊賀守光基
伊賀守範俊
伊賀守藤原為業