“伊岐”の読み方と例文
読み方割合
いき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は大晦日おおみそかも元日も行軍中にあった。そして途上、江州の伊岐いきノ宮の小城を一昼夜で攻めつぶし、前線に着いてからでも、入念に巡察をおこなっていた。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かれ筑紫の國一五白日別しらひわけといひ、とよくに豐日別とよひわけといひ、くに建日向日豐久士比泥別たけひむかひとよくじひねわけ一六といひ、熊曾くまその國一七建日別たけひわけといふ。次に伊岐いきの島を生みたまひき。またの名は天比登都柱あめひとつはしらといふ。