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仰向
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あほのき
ふりがな文庫
“
仰向
(
あほのき
)” の例文
返事
(
へんじ
)
はなくて
吐息
(
といき
)
折々
(
おり/\
)
に
太
(
ふと
)
く
身動
(
みうご
)
きもせず
仰向
(
あほのき
)
ふしたる
心根
(
こゝろね
)
の
愁
(
つら
)
さ、
其身
(
そのみ
)
になつてもお
力
(
りき
)
が
事
(
こと
)
の
忘
(
わす
)
れられぬが、十
年
(
ねん
)
つれそふて
子供
(
こども
)
まで
儲
(
もう
)
けし
我
(
わ
)
れに
心
(
こゝろ
)
かぎりの
辛苦
(
くろう
)
をさせて
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
返事はなくて吐息折々に太く身動きもせず
仰向
(
あほのき
)
ふしたる心根の
愁
(
つら
)
さ、その身になつてもお力が事の忘れられぬか、十年つれそふて子供まで
儲
(
もう
)
けし我れに心かぎりの
辛苦
(
くろう
)
をさせて
にごりえ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
仰
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
“仰向”で始まる語句
仰向反
仰向様