付知つけち)” の例文
その本流と付知つけち川との合流点を右折して、その支流一名みどり川を遡航そこうするふなべりに、早くも照り映ったのはじつにその深潭しんたん藍碧らんぺきであった。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
益田ましだの三郡共有地、および美濃国は恵那えな郡、付知つけち、川上、加子母かしもの三か村が山地の方のことをも引き合いに出したものであった。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)