“仕分”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しわ50.0%
しわけ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういって二人ふたりは笑った。倉地は返事を出すほうに岡のその手紙を仕分しわけた。葉子はそれを見て軽い好奇心がわくのを覚えた。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
嶮岨の丁場ちょうば日々折り返し艱難かんなん辛勤仕り、冬春の雪道、凍り道等の節は、荷物仕分しわけに候わでは持ちこたえがたく、病み馬痩せ馬等も多くでき、余儀なく仕替馬しかえうまつかまつり候わでは相勤めがたく
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)