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仏参
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ぶっさん
ふりがな文庫
“
仏参
(
ぶっさん
)” の例文
四月二十日、故人の命日に当るので、静子は
仏参
(
ぶっさん
)
をしたのち、夕刻から親戚や故人と親しかった人々を招いて、仏の
供養
(
くよう
)
を営んだ。
陰獣
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
仏参
(
ぶっさん
)
に行った家族のものは、まだ帰って来ない。うちの中は
森
(
しん
)
としている。彼は陰気な顔を片づけて、水滸伝を前にしながら、うまくもない煙草を吸った。
戯作三昧
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
斯
(
か
)
ようの中ゆえ拙者の姓名等も申上げず、恐入りましたが、拙者は
粂野美作守
(
くめのみまさか
)
家来渡邊織江と申す者、
今日
(
こんにち
)
仏参
(
ぶっさん
)
の
帰途
(
かえりみち
)
、是なる娘が飛鳥山の花を見たいと申すので連れまいり
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“仏参”の意味
《名詞》
寺院や墓を参拝すること。
(出典:Wiktionary)
仏
常用漢字
小5
部首:⼈
4画
参
常用漢字
小4
部首:⼛
8画
“仏”で始まる語句
仏蘭西
仏
仏陀
仏頂面
仏壇
仏性
仏国
仏弟子
仏像
仏心