“今紀文”の読み方と例文
読み方割合
いまきぶん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
物故ぶつこしてから、もう彼是かれこれ五十年になるが、生前一時は今紀文いまきぶん綽号あだなされた事があるから、今でも名だけは聞いてゐる人があるかも知れない。
孤独地獄 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
今紀文いまきぶんだと評判せられて、あらゆる豪遊をすることが、新聞の三面に出るようになってからもうだいぶ久しくなる。
百物語 (新字新仮名) / 森鴎外(著)