“人見(ひとみ)” の例文
もっとも自宅へ医師を呼び寄せたい時はその旨(むね)を伺い出よ、居宅は人見(ひとみ)をおろし大戸をしめ潜(くぐ)り戸(ど)から出入りせよ、職業ならびに商法とも相成らない
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
さすがに牢格子(ろうごうし)ははめませんが、出入り口は人見(ひとみ)を付けた厳重な樫(かし)の一枚戸で、平常(ふだん)は大海老錠で鎖(とざ)してあるらしく、戸の上の欄間(らんま)の荒い格子から入る明りが、真新しい畳の上に落ちて
「人見(ひとみ)さん。人見さん。——あらあら、寝てるんだね。大の字なりに」
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
人見(ひとみ)。265。
踊る地平線:04 虹を渡る日 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
「やっ? ……。佐々(さっさ)、人見(ひとみ)のご両所ではないか」
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「わしだ。……人見(ひとみ)」
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)