亜細亜アジヤ)” の例文
旧字:亞細亞
女を甘やかす今の欧羅巴ヨーロッパの„Dame“社会状態は、全亜細亜アジヤ人からも、それから古代希臘ギリシヤ、古代羅馬ロオマの人々からも嘲笑ちょうしょうされるにまっているといったショペンハウエルは
(新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
建築はもとより人工のものなれば風土気候の如何いかんによらず亜細亜アジヤ土上どじょう欧羅巴ヨウロッパの塔をたつるも容易であるが、天然の植物に至っては人意のままにみだりにこれを移し植えることは出来ない。
亜細亜アジヤ人種とは比較的新しい時代に分れた人種と云ってよかろうと思います。
うつけし声々亜細亜アジヤれうず時し
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
日本は亜細亜アジヤの大将だ。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)
この亜細亜アジヤ人種とか、欧羅巴ヨーロッパ人種とか、亜非利加アフリカ人種とかいうものは、御互いに古い時から分れたもので、比較的遠い親類でありますが、馬来マライ人種などと言われるものは、右の区別に比べると