イツ)” の例文
さやがさらとなり、いつがイツ、むがの義だ、と解せられると、「なゝさら やさら」と、形の展開して行くのは、スグであらう。皿数への形が整ふと、物数への妖怪の聯想が起る。
河童の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)