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云分
ふりがな文庫
“云分”の読み方と例文
読み方
割合
いいぶん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いいぶん
(逆引き)
これで
断念
(
あきらめ
)
るかと思いのほか、また翌年の夏船でやって来て、ひちくどく纏いつきますけん、お種も腹を立て、
云分
(
いいぶん
)
つくる気なら勝手にしなされ
平賀源内捕物帳:長崎ものがたり
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「と云うことが云えるなら、俺の方にだって
云分
(
いいぶん
)
はある。人形はお前へ渡したはずだ、あの時サッサと逃げ帰ったら、こんな
不態
(
ぶざま
)
には逢わなかったはずだ」
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
幸「
左様
(
そう
)
だ、失礼な
云分
(
いいぶん
)
だが、
鰥夫
(
おとこやもめ
)
に
何
(
なん
)
とやらで万事所帯に損があるから、
好
(
い
)
いのを見付けて持ちなさい」
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
云分(いいぶん)の例文をもっと
(4作品)
見る
云
漢検準1級
部首:⼆
4画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“云”で始まる語句
云
云々
云云
云付
云為
云訳
云懸
云出
云掛
云張
“云分”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
菊池寛
久生十蘭
国枝史郎