二形ふたなり)” の例文
色白の腕をしたぶなの木よ、聖母瑪利亞おんはゝまりや、子持を歎き給ふ禮拜堂らいはいだう二形ふたなり利未僧りびそうが重い足で踏み碎いた、あらずもがなの足臺あしだい、僧官濫賣のかねれて、燒焦やけこげをこしらへた財嚢ざいなう、「愛」の神が
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
【異性】原文、二形ふたなり。男色に對して異性間の淫行をいふ
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)