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亀縮
ふりがな文庫
“亀縮”の読み方と例文
読み方
割合
かじか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かじか
(逆引き)
晩秋の夕の露気に
亀縮
(
かじか
)
んだ山の
祖神
(
おやのかみ
)
の老翁は、せめてこのかがり火に近寄ってあたりたかったが、それは許されないことである。
富士
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
「うむ、馬を
小舎
(
こや
)
に繋いで置いたから、急いで牡蠣を一
升
(
ます
)
やつてくれ。」フランクリンはかう言つて、
亀縮
(
かじか
)
むだ
掌面
(
てのひら
)
で
頤
(
おとがひ
)
を撫でまはした。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
手が
亀縮
(
かじか
)
んでいるので、鼻緒を立てるのに暇がかかって、半七はようように下駄を突っかけて、泥だらけの手を雪で揉んでいるころへ、このあいだの按摩が馴れた足取りですたすた歩いて来た。
半七捕物帳:09 春の雪解
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
亀縮(かじか)の例文をもっと
(3作品)
見る
亀
常用漢字
中学
部首:⼄
11画
縮
常用漢字
小6
部首:⽷
17画
“亀”で始まる語句
亀裂
亀
亀鑑
亀戸
亀井戸
亀甲
亀屋
亀山
亀井
亀卜
“亀縮”のふりがなが多い著者
薄田泣菫
岡本かの子
岡本綺堂